いつも人気株主優待の上位にランクインするヤマダ電機の優待内容は、『お買物優待券』となっています。
僕もヤマダ電機の株を保有しており『お買物優待券』をもらっています。
ヤマダ電機の株は、総合利回りが高く、非常にお得な株となっています。
そこで、この記事は以下の内容を解説します。
☑️ ヤマダ電機の株主優待の詳細
☑️ ヤマダ電機の株は本当にお得なのか
ヤマダ電機の銘柄詳細について
ヤマダ電機の銘柄詳細は以下のようになっています。
【業種名】 小売業
【コード】 9831
【市場】 東証1部
【単元株数】 100株
【2020年7月22日終値】483円
【2020年3月配当予想】10円
【2021年3月配当予想】10円
ヤマダ電機の特色としては、家電量販店の最大手で、スマートハウス事業を育成中ということです。
ヤマダ電機の配当利回りについて
ヤマダ電機の配当利回りは、2020年7月22日の終値483円で利回りを計算すると、以下のようになります。
1株あたりの配当額=10円
配当利回り=10円÷483円×100≒2.07%
2020年4月の東証1部の配当実施企業の平均利回りは約2.28%なので、ヤマダ電機の配当利回りは「少し低め」と言えます。
しかし、ヤマダ電機は保有株式数と継続保有期間に応じて『お買物優待券』が貰える株主優待を実施しています。
100株購入で年間3,000円の『お買物優待券』がもらえるため、総合的な利回りはかなり高くなります。
『お買物優待券』の金額をそのまま配当として利回り計算をする場合、総合利回りは約8.28%にもなります。
ヤマダ電機の株主優待の詳細
ヤマダ電機の株主優待の詳細は以下のようになっています。
≪利益確定日≫
3月末・9月末
≪内容≫
3月
100株 1,000円のお買物優待券
500株 2,000円のお買物優待券
1,000株 5,000円のお買物優待券
10,000株 25,000円のお買物優待券
9月
100株 2,000円のお買物優待券
500株 3,000円のお買物優待券
1,000株 5,000円のお買物優待券
10,000株 25,000円のお買物優待券
≪株式保有期間に応じた優待制度≫
1年以上 3月 1,500円お買物優待券追加
9月 500円お買物優待券追加
2年以上 9月 2,000円お買物優待券追加
このような『お買物優待券』がとどきます。
『お買物優待券』はヤマダ電機の電化製品だけでなく、日用雑貨にも利用できます。
ヤマダ電機は、ウエットティッシュや飲料品などの日用雑貨も多く取り扱っているので、電化製品を買う予定がなくても『お買物優待券』は有効活用することができます。
「どのような店舗で利用できるのか」や「どんな商品に利用できるのか」はヤマダ電機の公式HPに記載されています。
おおよその商品には利用できますが、「通販での利用不可」「工賃での利用不可」ということもあるので注意してください。
また、『お買物優待券』は使い方が以下のように決められています。
1回のお買い上げ金額が、税込み合計金額1,000円以上につき1,000円ごとに、1枚の優待券(500円分)をご利用いただけます。
つまり、5枚の『お買物優待券』を持っていた場合、5,000円以上の商品を購入したときに、5枚すべての『お買物優待券』(500円×5枚)を利用できるということです。
僕は2,000円相当の日用雑貨に『お買物優待券』500円分を2枚使ったので、半額の1,000円の支払いで済みました。
僕は、ヤマダ電機の株をときどき利益確定売りしてしまうので『1年以上保有』にあてはまらず、3月は1,000円相当の『お買物優待券』しかもらえません。
しかし、1年以上の保有であれば3月と9月に2,500円相当の『お買物優待券』がもらえるため、年間で5,000円にもなります。
その場合の総合利回りは12.4%を超えます。
2年以上の保有であれば、さらに総合利回りは高くなります。
ヤマダ電機の株主優待制度の注意点としては、株主優待を含めた総合利回りのよさでこの株の購入を考えているのであれば、100株のみの購入が最もよいということです。
500株や1,000株購入してもお得ではあるものの、100株で購入することが最も総合利回りが高くなります。
まとめ
ヤマダ電機は株主優待を含めた総合利回りが高く、非常にお得な内容となっています。
しかし、ヤマダ電機の株主優待は人気のため、株主優待の権利付き最終日に向けて株価が上昇し、権利落ち日に株価が急落するということが度々あります。
投資するタイミングは十分に検討してください。
また、お得だからと言って、業績や財務内容の分析を怠って投資することが無いようにしてください。