僕の家は水道代が高いです。
妻と二人暮らしで1ヶ月の平均が7,000円程度にもなります。
世帯数2人の水道代の平均が4,000円程度と言われているので、間違いなく水を使いすぎの部類に入ります。
みなさんの中には、シャワーの時間を短くするような、何かを我慢して節約するのが苦手という人が多いのではないでしょうか。
僕もそのタイプの人間だったので、特に意識しなくても節水・節約ができる方法を考え、節水効果が大きいと言われている『食器洗い乾燥機』と『節水シャワーヘッド』を購入することにしました。
これなら節約が自動化できるので、ストレスがありません。
しかし、『食器洗い乾燥機』と『節水シャワーヘッド』の購入にかかる費用に対して、節約できる水道代が小さすぎれば意味がありません。
そこで、実際に使ってみたところ1ヶ月で2,500円の節約となったので、長期的にみれば元がとれることが分かりました。
今日は僕が実際に『食器洗い乾燥機』と『節水シャワーヘッド』でどれだけの節約効果がでるのかを検証した記事です。
購入した節水シャワーヘッド
僕が購入したシャワーヘッドはこれです。
このシャワーヘッドを選んだ理由は次の4点です。
◎節水効果が高い
◎止水ボタンがついている
◎水圧調節機能がある
◎軽い
このシャワーヘッドは節水効果が平均60%と割と高い値になっています。
節水効果が高いものを選ぶのは当たり前ですが、このシャワーヘッドを選んだ一番の理由が『止水ボタン』がついているというところです。
シャワーで一番無駄づかいになっているのが、シャンプーなどをしているときに、特に目的もないのに水をダラダラと流し続けることです。
蛇口をひねるのがめんどくさく「まぁちょっとの時間だしこのままでいいや。」と流し続けてしまうことが僕にもよくありました。
しかし、止水ボタンがあれば蛇口をひねることなく、ボタン1つで水を止めることができます。
実際今回使ってみて、一番節水効果があるなと感じたのがこの止水ボタンでした。
『水圧調節機能』も重要です。
僕は水圧の強いシャワーが好みなのですが、妻は水圧の強いシャワーは肌が痛いから嫌がります。
節水シャワーヘッドのなかには、水の出る穴がかなり小さく、水鉄砲のように強く水圧を感じるものをあるので、家族で誰もがストレスのないものにするためには水圧調節機能があるものをおすすめします。
また、『軽い』というのも大切なことです。
節水シャワーヘッドの中には重いものもあり、子どもや女性がストレスを感じるものもあります。
購入した食器洗い乾燥機
次に僕が購入した食器洗い乾燥機についてです。
食器洗い乾燥機は主に2種類あり『ビルトイン型』と『据え置き型』に分かれます。
僕は大きな工事が不要な『据え置き型』を選びました。
据え置き型の食器洗い乾燥機は、2013年を最後にパナソニック以外のメーカーが撤退してしまったので、現行モデルはパナソニックのみとなります。
購入の際比較するのは同メーカーなので、ある程度新しいものを選択しておけば、節水効果はおおよそ同じくらいと考えてよさそうです。
また、『据え置き型』といっても水道へつなぐ作業は必要となっており、取付には工賃が必要となます。
工賃は業者によって変わりますが、僕が購入した店舗では5,500円程度必要とのことだったので、今回は自分で取り付けました。
割と工賃がかかるので、それが嫌だという人はタンク式の取付作業が一切不要のタイプもあります。
容量は少ないですが、1~2人暮らしで使う食器が少ないという方は、こちらの方がコストパフォーマンスがいいかもしれません。
1ヶ月の水道代はいくらになったか
『食器洗い乾燥機』と『節水シャワーヘッド』を取り付けて、早速1ヶ月で効果がでました。
前月7,173円だった水道代が、今月は4,636円です!
この1ヶ月に節水したという意識はなく、いつも通りシャワーを浴びて、いつも通りの枚数の食器を使って過ごしました。
こんなに楽に1ヶ月で2,537円の節約ができたのでかなりの驚きでした。
何か月で元がとれるか
1ヶ月で2,500円程度の節約に成功しましたが、いったいどれくらいの期間で元がとれるのか計算してみました。
食器洗い乾燥機を設置するために、結構な費用がかかりました。
食器洗い乾燥機で水道代の元をとるには、数年かかると思うので5年保証に入ることをおすすめします。
また、水道と食器洗い乾燥機をつなぐための分岐水栓は高額です。
最近ではメルカリ等のフリマアプリで「間違えて購入したので出品します。」という人も多いので、運がいいと自分の家の水道に合った分岐水栓を安く購入できるかもしれません。
モンキーレンチは、今回工賃を節約するために自分で取り付ける際に必要だったので購入しました。
いろいろかかって合計は94,008円でした。
1ヶ月で2,500円の節約ができたので、元をとれるのは94,008円÷2,500円で、約37ヶ月(3年1ヶ月)となりました。
『食器洗い乾燥機』と『節水シャワーヘッド』は得か
元をとるのに約3年程度かかるという結果になりましたが、僕はかなり満足しています。
食器洗い乾燥機は5年保証に入ったので、故障があったとしてもおそらく元はきっちりとれると思います。
また、費用面での節約だけでなく、食器洗い乾燥機は家事の時短のメリットがかなりあると感じました。
今まで時間がかかって苦痛だった食器洗いを自動でやってくれて、その間に別のことができます。しかも節約になるのでいいことしかありません。
節水シャワーヘッドについては、おそらく今回の節約に一番貢献しています。
止水ボタンで簡単に無駄な水の流れを止めることができるので、おそらくこれが安くなった水道代2,500円の中で最も高い割合になっていそうです。
始めはやはりシャワーヘッドから水の出る量が減っているなと感じたのですが、3日もすると何も感じなくなります。水圧も弱くなくストレスはありません。
節約の自動化
今回の検証で、自動的に節約できるという仕組みをつくることができるのであれば、多少お金をかけても損しないと感じました。
やはり、何かを我慢したり制限したりという節約を長く続けることは難しいです。
しかし、「シャワーを浴びているだけで節約できる」や「食器洗いを機械にやってもらうだけで節約できる」という方法であれば、『節約が自動化』され、長く続けることができます。
他にも多くのことに『節約の自動化』は取り入れることができます。
・携帯の料金を見直す
・保険の料金を見直す
・インターネットの契約を見直す
など、面倒ですが一度やってしまえば大きな節約効果を生むものもあります。
みなさんも食器洗い乾燥機と節水シャワーヘッドのような、節約の自動化に是非取り組んでみてください。