この記事はこんな人におすすめ
☑︎ 株の取引をはじめて行うが、どの証券会社で口座をつくればいいのかでわからない
☑︎ 資金がたくさんあるわけではないので、低価格で株の取引ができる証券会社を知りたい
最近ではポイントで株式投資が可能となり、株の取引きが以前より馴染みやすいものなったように感じます。
特に、スマホ証券と言われる『SBIネオモバイル証券』や『LINE証券』『One Tap BUY』『FOLIO』などの出現により、より投資が身近なものとなりました。
僕もTポイントで株が購入できるSBIネオモバイル証券を利用しています。
いわゆるネオモバと言われている証券会社です。
『SBIネオモバイル証券』『LINE証券』『One Tap BUY』『FOLIO』の4つのスマホ証券の中ではSBIネオモバイル証券が最もおすすめです。
今回は「SBIネオモバイル証券のメリット・デメリット」と「SBIネオモバイル証券をおすすめする理由」についての記事です。
SBIネオモバイル証券とは
SBIネオモバイル証券はネット証券の『SBI証券』とポイントサービスの『Tポイント』、『CCCマーケティング』の共同出資により生まれた会社です。
会社の設立は2018年10月30日と比較的新しい証券会社ですが、SBI証券は約20年間ネット証券として資産を管理してきた実績があるため、安心できる会社と言えます。
また、SBIネオモバイル証券はSBI証券のシステムやセキュリティを継承しているため、その点でも信用ができます。
SBIネオモバイル証券は「Tポイントを利用して株を購入できる」点や「1株から株を購入できる(低価格で購入できる)」ということからわかるように、株式取引をしたことがない初心者にも非常にやさしいサービスとなっています。
特定口座で『源泉徴収あり』にすれば、確定申告をする必要もないで、その点でも初心者には安心です。
また、必要な株数を購入すれば『株主優待』を獲得することもできます。
もちろん配当金の受け取りのも対応しているので、初心者向けといっても、他の証券会社同様に、しっかりとした投資を行うことができます。
では、次はSBIネオモバイル証券のメリットとデメリットについて説明します。
SBIネオモバイル証券のメリット
SBIネオモバイル証券のメリットは次の4点です。
1株から株が購入できる
通常100株単位からしか購入できない株も、ネオモバなら1株から購入することができます。
つまり、数百円程度で有名企業への投資が可能ということです。
また、ネオモバはスマホ証券であるにもかかわらず取扱商品が非常に多くなっています。
取扱商品は以下のようになっています。
▶現物取引
(東証・名証・福証・札証上場銘柄)
▶国内ETF
(国内上場投資信託)
▶REIT
(不動産投資信託)
※国内上場外国株式等・日本銀行は取扱なし
実質18円で取引し放題
ネオモバを利用する手数料は次の表のようになっています。
ネオモバは1ヶ月の株の購入額が0~50万円までであれば、手数料220円(税込)で取引し放題となります。
さらに、ネオモバは毎月『期間固定Tポイント200ポイント』と『通常Tポイント2ポイント』が付与されるので、手数料は実質18円で済むことになります。
18円で取引し放題は他のスマホ証券と比較すると最もお得と言えます。
ただし、期間固定Tポイントである200ポイントはネオモバ内でしか利用できないため、注意が必要です。
操作が分かりやすい
ネオモバはやはり株式投資初心者でも扱いやすいようにつくられていて、画面がかなりシンプルにつくられているように感じました。
株の購入を始めて行う方は、たくさんの数字やグラフ、読めない用語に苦しむことが多いですが、ネオモバは難しい数字やグラフを省き、とにかくわかりやすい取引画面になっています。
逆に言えば、株式投資経験者には少し物足りない画面と言えるかもしれません。
IPOの申し込みができる
ネオモバでは『ひとかぶIPO』というサービスがあります。
名前の通り、一株からIPOを申し込むことができます。
IPOとは、Initial Public Offeringの略で新規公開株というものです。
まだ上場していない企業が、募集をかけて新規の株を投資家に売り出すことをIPOといいます。
最近はそうでもないですが、昔は上場する前に株を手に入れて、上場した日に売却するだけで大きな利益を得られることが多く、人気の投資法でした。
ネオモバは、そのIPOの申し込みを1株からできるので、IPO未経験でも取り組みやすいものになっています。
SBIネオモバイル証券のデメリット
SBIネオモバイル証券のデメリットは次の2点です。
投資信託は購入できない
『SBIネオモバイル証券』では投資信託を取り扱っていません。
投資信託を購入したい場合は、他の証券口座を開設してください。
Tポイントで投資信託を購入したいという方は『SBI証券』の口座を開設する必要があります。
S株(単元未満株)の場合は約定されるのが遅い
約定(やくじょう)とは、株式取引の売買が成立することをいいます。
株の購入は、注文をしてから実際に取引が成立するまでにタイムラグがあります。
ネオモバでは、1株のみ購入というような、単元未満で購入する場合は、以下のタイミングで約定されます。
ネオモバで1株から投資を考えている人は、思い通りのタイミングで約定されないことを知っておいてください。
4つのスマホ証券を比較
『SBIネオモバイル証券』『LINE証券』『One Tap BUY』『FOLIO』の4つのスマホ証券の中ではやはりSBIネオモバイル証券が最もおすすめです。
理由は『手数料』と『投資できる商品』の数です。
投資可能商品 | 取引手数料 | |
---|---|---|
SBIネオモバイル証券 | 国内株式3,000銘柄以上 | 月額220円 ※1ヶ月の約定合計50万円までの場合 ※期間固定Tポイント200ポイント付与 |
LINE証券 | 国内株式約300銘柄 投資信託 |
日中:約定代金×0.05% 夜間:約定代金×0.5% ※投資信託は購入時0円(信託報酬はあり) |
One Tap BUY | 国内株式130銘柄 米国株式67銘柄 |
約定代金×0.5% |
FOLIO | 国内株式(テーマ投資) | 約定代金×0.5% |
手数料に関しては、SBIネオモバイル証券以外のスマホ証券はすべて、約定(商品を購入)するたびに手数料がかかる仕組みです。
SBIネオモバイル証券は50万円までの株の購入であれば、月額の手数料が実質18円というかなりの低価格です。
投資できる商品に関しても、スマホ証券の中ではSBIネオモバイル証券が桁違いに多いです。
SBIネオモバイル証券は上場しているほぼすべての銘柄3,000以上に投資できますが、他のスマホ証券は数百程度にとどまります。
ただし、SBIネオモバイル証券は投資信託や米国株の購入はできないので、「投資信託をスマホ証券で購入したいという場合はLNE証券」「米国株をスマホ証券で購入したいという場合はOne Tao BUY」を検討してみるのもありです。
LNE証券で投資信託を購入すれば、信託報酬(運用コスト)はかかるものの、購入時の手数料は0円です。
SBIネオモバイル証券はこんな人におすすめ
SBIネオモバイル証券のメリットとデメリットのまとめです。
☞1株から株が購入できる
☞実質18円で取引し放題
☞操作が分かりやすい
☞IPOの申し込みができる
☞投資信託は購入できない
☞低価格のため買いすぎてしまう
上記のメリットとデメリットから、SBIネオモバイル証券は「株式投資の未経験者や初心者」におすすめできる証券会社です。
ネオモバでは、100株も買うのは勇気がいるなという人は1株からでも購入できます。
また、コストがほとんどかからない点から見ても、SBIネオモバイル証券は未経験者や初心者におすすめできます。
以上SBIネオモバイル証券の紹介でした。