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日本でもFIREは達成可能?

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FIREムーブメントという言葉を知っていますか?

FIREムーブメントとは、通常の65歳で退職するのではなく、20代から30代といった早期でのリタイアを目指すことを言います。

アメリカを発端として流行している言葉ですが、最近では日本でもFIRE達成を目指す若者が見られます。

日本でもFIRE達成は可能なのでしょうか?

結論から言えば難しいですが可能です。

今回は「日本でもFIREムーブメントは可能か」についての記事です。 

 

 

FIREムーブメントとは

FIREは『Financial Independence , Retire Early』の略語で、『経済的独立』と『早期退職』という意味になります。

要は、お金の不安から解放された状態での早期退職ということです。

流行の発端は、アメリカの夫婦の『Mr.Money Mustache』というブログです。

この夫婦は、それぞれ年収750万円の仕事をしながら、徹底された倹約生活を送っていました。

そして、収入のほとんどを投資に回します。

そして、金融資産が約6,700万円になった30歳の時点で、夫婦共に退職をします。

資産が約6,700万円があれば、資産を4%の利回りで運用することで得られる270万円の収入があり、倹約生活を続ければ、それだけで生活ができることになります。

このように、徹底された倹約収入のほとんどを投資に回すことで、通常の65歳のリタイアよりも、もっとはやく退職を目指すライフスタイルがFIREと呼ばれるものです。

芸能人でFIREを達成された方もいます。

お笑い芸人やIT企業役員など複数の顔を持つ『厚切りジェイソン』さんは、33歳にして、経済的な独立を達成しているそうです。

仕事は好きなので続けているそうですが、すでにお金のための労働からは解放されています。
厚切りジェイソンさんは稼いだお金の9割を投資に回していて、ほとんどお金を使うことがないそうです。
「自動販売機で飲み物を買わない」「2km先の業務スパーまで行って1円でも安いものを買う」「外食はほとんどしない」「服もほとんどが貰いもの」という徹底した節約生活を行うことで、収入のほとんどを投資に回すことができたそうです。

やはりFIREを達成するには、このような倹約生活が必要ということですね。

 

FIRE達成のルール

FIREを達成するには、4%ルールというものが重要になってきます。

4%ルールとは、退職後に資産を利回り4%で運用することで得られる収益で生活するためには、年間の総支出の25倍の資産が必要になるということです。

例えば、年間の総支出が300万円の家庭であれば、25倍の7,500万円の資金があれば、アーリーリタイアが可能になります。

税金は考慮せずに計算すると、7,500万円の資金の4%である300万円の収入を毎年得られるという計算です。

もし年間の総支出を200万円に抑えることができれば、5,000万円でFIRE達成です。

逆に年間の総支出が400万円になってしまうと、1億円が必要になります。

やはり、投資だけでなく節約も重要ということですね。

 

では日本で生活する普通の会社員にFIREの達成は可能なのでしょうか。

 

日本でFIREを達成するには

日本でFIREを達成するには、難しいですが可能です。

総務省統計局の家計調査によると、2019年の二人以上の世帯の場合の月の消費支出は293,379円となっており、年間約348万円となります。

そこで夫婦二人暮らしで24歳の場合、以下のようなライフスタイルを組めば、30代でFIRE達成です。

FIRE達成のためのライフスタイル

☞毎月の支出を20万円程度に抑え、年間の生活費を約240万円にする

☞15年間毎月25万円を利回り4%の金融商品に積立投資

毎月25万円を4%の利回りで15年間運用すれば、約6,150万円となります。

年間の生活費を240万円に抑えれば、「4%ルール」に必要な25倍の資産は6,000万円となるので、15年間でFIREが達成できます。

ただし、毎月25万円の投資を行うには、夫婦共働きどちらかが高収入でなければ厳しいと思います。

また、毎月20万円で生活するためには、平均よりも月に9万円の支出を抑えることになります。

そのためには、家賃等の固定費を徹底的に抑え無駄づかいは一切やめる必要があります。

やはり20代や30代でのFIREの達成は簡単ではありません。

 

ただし、上記の数字は資産を利回り4%で運用した場合のものなので、もし4%よりも良い結果で資産運用できれば、より早くFIREの達成が可能です。

利回り4%という数字は、投資信託のパフォーマンスを見ても決して難しい数字ではありません。

生活費をもっと抑えることができたり、すでに貯蓄があるという方はさらに退職の時期を早めることができます。

 金融庁の資産運用シミュレーションでは「毎月の積立金額」と「想定利回り」「積立年数」を入力すれば、運用成果をシミュレーションできます。

自分のライフプランに当てはめて計算をしてみてください。

 FIREは簡単とは言えず、相当な強い意志が必要となります。

注意していただきたいのは、FIREはあくまで「時間と自由」を手に入れるものであって「贅沢を必要としない」ものです

退職したあとも、贅沢をするわけではなく、倹約生活が必要となります。

しかし、FIRE達成によって得られる「ストレスやお金の不安からの解放」は人生で大きな価値のあるものだと思います。

 

今の生活のまま定年退職まで働くことに疑問を感じている人は、是非参考にしてみてください。