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株初心者からの脱却【信用取引】

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コロナウィルス感染拡大の影響により世界的な株安となった今、証券口座を開設した方が急増したようです。

今株を始めたばかりの方は、まず『現物取引』である程度株の売買を繰り返して感覚を磨くことをおすすめします。

しかし、何度か取引を繰り返したり、株についての勉強をしたりしていくうちに『信用取引』が気になってくるのではないでしょうか。

 

最近ではネット証券の普及により、信用取引が個人投資家にとっても身近なものになってきました。

とはいえ、「信用取引はリスクが高い」や「空売りの損失が青天井だ」というイメージから抵抗感がある方も多いようです。

本当に信用取引は危険で避けた方がいいものなのでしょうか?

結論から言えば「信用取引と正しく向き合えるのであれば、はじめたほうがいい」です。

僕も信用取引をはじめた年に、信用取引用に準備した100万円を200万円に増やすことができ、利益率は大きく向上しました。

 今日は信用取引の魅力や使い方についての記事です。

 

 『現物取引』と『信用取引』とは

現物取引とは、いわゆる通常の取引のことを指します。

100万円分の株を購入する場合は100万円が必要になるというものです。

一方信用取引は、証券会社から借金をして株を購入することを指します。

要は、100万円分の株を購入したいときに、保証金(証券会社によって異なるが30万円程度)があれば、100万円の資金も持っていなくてもその株を購入することができるということです。

また、信用取引では空売り(持っていない株を売ること)ができるようになります。

 

信用取引をはじめるには

信用取引をはじめるには、証券会社に『信用取引口座』という専用の口座をつくる必要があります。

現物株の取引をしている口座を保有していても、それとは別に口座をつくる必要があります。

また、信用取引口座開設にはそれぞれの証券会社の審査があります。

一般的な信用取引口座開設の条件は以下の5つのようになっています。

☞証券会社や金融機関に勤務していない

☞証券担保ローンを契約していない

☞株式取引経験がある(半年~1年以上)

☞金融資産が十分にある(100万円~300万円以上)

☞年齢が20歳以上80歳未満

 

証券会社によって審査内容は異なるものの、ネット証券の普及により信用取引の敷居は随分と低いものになっています。

 

信用取引のメリット

信用取引のメリットは以下の2つです。

◎レバレッジを利かせることができる

◎空売りができる

 

信用取引を用いるとおおよそ3倍のレバレッジをかけることができます。

例えば、信用取引を用いて100万円の資金があれば、3倍の300万円分の株を購入することができます。

要は、株価が上昇すれば現物取引に比べて3倍の利益を得ることができます。

元本が小さくても大きな利益を得ることが特徴です。

また、空売りができることも大きなメリットです。

株価は上昇ばかりではなく、下落することも当然あります。

現在のコロナショックのように、長期の間下落し続けることもあります。

そんなとき、株を購入して利益を得ようとしても市場全体が下がっているので、利益をとることは困難です。

しかし、空売りであれば下落局面でもチャンスとなります。

空売りとは「株価が高いときに保有していない株を売り、株価が下落したときにその株を安値で買い戻し、差額で利益を得ようとすること」を言います。

要は、株価が下落しているときにも利益を得ることができるというものです。

 

信用取引のデメリット

では、信用取引のデメリットですが次の1点につきます。

✖レバレッジにより損失が増幅する

 

もし50万円の資金で150万円の株を信用取引で購入したとします。

このとき株価が33%下落したとすると、損失は150万円×33%=約50万にもなり、資産のすべてを失ってしまいます。

現物取引であれば、50万円×33%=約17万円となり33%の損失で済みます。

つまり、信用取引は利益を3倍にすることもできますが、損失も3倍になるということです。

また、損失が拡大した場合は追証(おいしょう)と言われる追加委託保証金を証券会社に差し入れなければなりません。

追証を発生させないように、信用取引を利用中は委託保証金維持率に常に注意を払いましょう。

 

信用取引の上手な使い方

では、信用取引のメリットとデメリットを理解した上で、どのように信用取引を利用していけばよいのかについて話します。

主には次の3つの方法で利用されます。

①単純に少ない資金で大きな利益をねらう

②市場が下落しているときでも利益をねらう

③保有株のリスクヘッジとして利用する

 

①のように、レバレッジを利用して少ない資産で大きなリターンをねらいます。

相場の状態がよければ1年で資産を2倍にすることも可能だと思います。

実際に僕も信用取引を始めた1年目で、信用取引用に準備した100万円を200万円に増やすことができました。

②のように信用取引は市場が下落続きでも、空売りで利益をとりにいくことができます。

これは本当に大きなメリットです。

当たり前ですが、日経平均を見ると1年の間に上がったり下がったりを繰り返します。

つまり、空売りができれば1年中利益をとるチャンスがあるということです。

③はリスク回避についてです。

例えば、保有している株の株価が下落トレンドになり、さらに株価の下落が予想されているとします。

本来であれば売却すればいいのですが、「せっかく安値で買ったのでまだ保有していたい」や「含み益がまだあり課税の対象になるのが嫌だ」といった売りたくない理由がある場合、空売りをしてリスク回避をすることができます。

要は『両建て』の状態にして、株価が上昇しても下落しても損益が変動しないようにすることもできます。

株主優待ねらいの『クロス取引』もこれにあたります。

ただし、手数料等で思わぬ損をする場合もあるので注意してください。

 

信用取引の注意点

最後に信用取引を利用するにあたっての注意点ですが、以下の3つを心がけてください。

①レバレッジをかけすぎない

②全財産を信用取引につぎ込む

③損切りをできるようにする

 

レバレッジは限界までかける必要はありません。

損失が大きくなった場合を考えて、全財産をつぎ込まず、余裕資金で無理がない範囲の取引をしましょう。

損切りは特に大事です。

現物取引でも「損切りできずについ塩漬けにしちゃうんだよなぁ...。」という人は、信用取引はやめたほうがいいかもしれません。

 

以上信用取引についての説明でした。

リスクが大きく危険と思われがちな信用取引ですが、うまく向き合えば資産運用において大きな役割を担います。

信用取引とうまく付き合えるという人は挑戦してみてください。